個人レベルでは話している事ではありましたが、おおっぴらに紹介してはいなかったよなぁと今更思ったもので。
そもそも、この『Schwarz Welt』という団体がどういうものなのかという事について、大した紙面量でもないですが語っておこうかという訳です。公式サイトな訳ですし、こういう事をやって少しでも認知度を上げておこうという魂胆ですな。
発足は実の所結構成り行きと言うか突発的なもので。
2015年10月。私、北村悠馬が桜井まゆの所属している団体の舞台で客演として出演した際に、
「厨二っぽい内容の舞台やりたいよねー」
「あー、いいねー。じゃやるかー」
みたいなことを言ったのが始まりです。しかも本番期間のお昼休みの時とかに。
詳細は忘れちゃいましたが、割とマジでこんな程度の会話しかしていませんw
そこから、脚本を誰が書くのか、演出を誰がするのか、キャスト集めをいつからするのか。そんな話を一日で終えて(大抵私がやる事で話は済んだのですが)、実際に11月から団体の体を取って活動を始めた訳です。あまりに急です。新幹線並みです。
しかし実際問題、勢いで始めでもしない限り、始まらないものだなぁ~。
なんて風に今でも思っています。
まともな人が作るまともな団体は基礎固めからしっかりとやってそれから実行するものなのでしょうが、私みたいな小市民はまず行動する勇気すら持つのも大変な物でしてね。取り敢えず始めちゃえば後からどうにかなるんじゃね?とか思っていた訳ですよ(相方はその限りでは無かったかもしれませんが)。
そもそも、私は一回限りの企画団体のつもりで初めはいましたからね。
お互い30歳という節目の年でもあり、私自身別の作品をもって30歳記念で何か自主公演をしたいなぁと丁度思っていた事もあり。そこに厨二病が二人性癖を暴露したという、偶然に偶然が重なってこの団体は生まれちゃったわけですよ(ちなみにその作品は日の目を見ていませんがw)。
そして幾度かの話し合い(という名の飲み会)を経て、『厨二病をコンセプト(作風の前提)にする』『基本的にコメディをやる』『年に1回程度のペースで公演をする』というこの団体の基本方針が決まり、客層も厨二病初心者からそこそこのヘビーさんまで幅広くカバーできるものにしようという大それた目標を立ててしまったという流れになります。
ちなみに何故に厨二病でコメディをやろうと言う話になったのかと言うと、これは完全に私の趣味と性格が原因なのですが。
厨二病な作風で感動巨編とかもの凄く派手でカッコイイ戦いの話とかの作品は既に大手の団体さんが現役でやっているものであり、そこに弱小の我々が乗り込んだところでどーしよーも無いじゃん、だったらコメディの方がやってるとこ少ないんじゃね?舞台や厨二病初心者さんにも分かり易いんじゃね?
という、隙間産業狙いました感満載の理由だったりします。新しく起業しようという人の気持ちが少し分かった瞬間でしたね(笑)
かくして、2016年1月には雪名ひかるさん著の台本も完成し、キャスティングに4ヶ月ほど費やし、3ヶ月というそこそこ長い期間を使って稽古をしてから初上演と相成った訳ですな。そして1回きりのつもりが早々に第二弾をこれからやろうという流れになっている訳です。
主宰の出会いもそうですが、キャストやスタッフも偶然に恵まれまくって出会わせていただいており、今からでも団体名を『SSレア』とかにすべきなんじゃね?とかたまに思いますが、この『Schwarz Welt』という団体名も結構苦労して考えたものでそこそこ気に入っています。そもそもここにおける名付けは私自身が生命判断術士を裏でしていることもあって拘りはあるのですよ。
分かる人には一発で分かりますがこれはドイツ語であり、意味としてはとんでもなく意訳で『黒歴史』という意味合いを持って名付けました(直訳すると『黒世界』です)。これも厨二病、というかオタクならそこそこ知っていることなのですが、日本語のドイツ語訳って意外と響きがカッコ良かったりするのですよw
ついでに言えば、このサイトのサブタイトル『Zwei Krankheiten』もドイツ語で、意訳ですが『厨二病』を意味します(直訳すると『二の病』なのですが)。
余談ですけど、ツヴァイ(Zwei)ってカッコいいですよね(笑)
さて、成り立ちは実はこれでほぼ全部です。ほら、難しく考える事はそんなに無いでしょ?
今では『凄い技術を使ってド真面目にバカをやる』という、お笑い団体みたいな事を念頭に掲げてもいますが、これはエンタメですから究極そこに向かうのが一番だよなぁと開き直って座組の皆にもそれを強いています。ひでー話です。割と皆乗っかってくれていますがw
取り敢えずの目標としては、私も役者の端くれですし、この団体がちょっと人気になってそこから私も大きくなれたらいいなぁ~。くらいの事を考えてはいます。順番は逆でも良いんですがね。
そんなわけで、そもそも語りでした。
ちなみに、真剣にこの団体を一緒に盛り上げてくれるレギュラーメンバーは常に募集しておりますよ?
特殊な団体なので、そこそこ条件はあったりしますがw
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